前庭性片頭痛についての話ですがいくつか質問をいただきました。

本日は日本めまい平衡医学会の医師講習会でした。前庭性片頭痛についての話ですがいくつか質問をいただきました。

まずは
Q1 ミグシスはよい薬だがやめ方について教えてください。
ミグシスの効果は中止後すぐに消失するわけではないことを説明します
通常1−3ヶ月投与した後リハビリテーションと生活指導を併用しつつ
一日2回投与であれば1回投与にして1ヶ月経過を見ます
病態が安定していれば今度は隔日投与つまり一日おきにします
その後2日おきなどに減量をしてやめていきます
症状再燃時にはふたたび増量をします

Q2 VMの診断
VMの診断は問診のみで行うのか
たとえば眼振があったらVMではないのか


Q3 頭痛のない前兆のみの場合でも前庭性片頭痛という診断が可能か

A これは頭痛のない片頭痛を有した前庭性片頭痛と診断してよいと回答しましたが誤りでした。現在の前庭性片頭痛の診断基準では
前兆のある片頭痛あるいは前兆のない片頭痛を有しているというのが
条件となっています
謹んで訂正させていただきます

Q4 前庭性片頭痛における頭痛とめまいの時間関係、同時性に関して質問です。
前庭性頭痛の発作期において、めまいと片頭痛を感じている時間は重なっていないといけないのですか?それとも、数時間や数日のズレならば「同時期」にめまいと頭痛を感じていたということになるのですか?

原文ではassociatedとなっていますので数時間程度のずれまでと考えています。


Q5 また、普通はめまいを感じてから頭痛のことが多いのですか?先生の2013年の論文だと、「めまい後頭痛」より「頭痛後めまい」の方が多かったようですが。

これは私の論文以外、報告では様々であり今のところ一定の見解を得ていないと思います
頭痛の前兆としてめまいを感じているような症例が多いと、めまい後頭痛の割合が多くなりますし頭痛の後のふらふらという症状が目立つと頭痛後めまいということになります
実際にはほぼ同時という症例もあったり、発作ごとに一定してない方もいるので統計を取るのが難しいというのもあります


 

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