持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)

持続性知覚性姿勢誘発めまい(Persistent postural perceptual dizziness;PPPD)

 

これまでめまい症とされていた疾患を定義したものである。

診断基準は以下のようです。

 

PPPD は以下の基準A~Eで定義される慢性の前庭症状を呈する疾患である。診断には5つの基準全てを満たすことが必要である。
A.浮遊感,不安定感,非回転性めまいのうち一つ以上が,3カ月以上にわたってほとんど毎日存在する 1)~3) 。
1.症状は長い時間(時間単位)持続するが,症状の強さに増悪・軽減がみられることがある。
2.症状は1日中持続的に存在するとはかぎらない。
B.持続性の症状を引き起こす特異的な誘因は
ないが,以下の3つの因子で増悪する 4)~5) 。
1.立位姿勢
2.特定の方向や頭位に限らない,能動的あるいは受動的な動き
3.動いているもの,あるいは複雑な視覚パターンを見たとき
C.この疾患は,めまい,浮遊感,不安定感,あるいは急性・発作性・慢性の前庭疾患,他の神経学的または内科的疾患,心理的ストレスによる平衡障害が先行して発症する 6) 。
1.急性または発作性の病態が先行する場合は,その先行病態が消失するにつれて,症状は基準Aのパターンに定着する。しかし,症状は,初めは間欠的に生じ,持続性の経過へと固定していくことがある。
2.慢性の病態が先行する場合は,症状は緩徐に進行し,悪化することがある。
D.症状は,顕著な苦痛あるいは機能障害を引き起こしている。
E.症状は,他の疾患や障害ではうまく説明できない 7) 。

【注】
1) PPPD の主症状には以下の症状が含まれる。
・空間認知の混乱や障害に伴う非運動性の感覚(dizziness:浮遊感)・立位あるいは歩行時の不安定な感覚(un-steadiness:不安定感)・自分自身あるいは外界が揺らぐ,揺れ動く,上下に揺れる,はずむという疑似運動感覚(in-ternal or external non-spinning vertigo:内的(自分自身)あるいは外的(外界)な非回転性めまい)
2)症状は,1カ月のうち15日以上存在する。ほとんどの患者は毎日あるいはほぼ毎日,症状を自覚する。症状は,その1日の中で時間が進むにつれて増強する傾向にある。
3) 誘因なく,あるいは急な動きによって,症状の瞬間的な増悪が生じることがあるが,全ての患者に生じるわけではない。瞬間的な増悪だけではこの基準は満たさない。

4) 疾患が十分に進行すると,誘因に曝露されなくても症状が起こる。
5) 基準Bの3つの因子すべてによる増悪を経過中に認める必要があるが,それらが同等に症状を増悪させなくてもよい。患者は,前庭症状の不快な増悪を最小限にするために,これらの増悪因子を回避する場合があり,そのような回避が見られたときはこの基準を満たすと考えてよい。
a.立位姿勢とは,起立あるいは歩行のことである。
b.能動的な動作とは,患者が自ら起こした動作のことである。受動的な動作とは,患者が乗り物や他人によって動かされることである(例:車やエレベーターに乗る,人ごみに押される)。
c.視野の大部分を占める視覚刺激でも一部分への視覚刺激でも症状は誘発される。全視野への刺激(例:行き交う車,賑やかな飾り付けで埋め尽くされた部屋,大画面に表示された画像)で誘発される場合が大多数であるが,視野の一部への刺激(例:本,コンピュータ,携帯用の電子機器)であってもそれを見続ける場合は誘因となる。
6) PPPD を発症させる頻度の高い病態は,末梢性または中枢性の前庭疾患(PPPD 症例の25~30%),前庭片頭痛の発作(15~20%),顕著な浮遊感を示すパニック発作または全般性不安(それぞれ15%),脳しんとうまたはむち打ち症(10~15%),自律神経障害(7%)である。他の不整脈や薬剤の副作用などめまい,浮遊感,不安定感を引き起こしたり平衡機能に影響したりする病態は PPPD の原因とはなりにくい(合計で3%以下)。PPPD を引き起こす病態の大半は急性または発作性であり,急性症状に続発して PPPD による持続性の症状が始まったと患者は訴える。しかし,全般性不安障害,自律神経障害,末梢性または中枢性の変性疾患などが先行した場合,発症時期を明確に同定できることは少ない。全ての症例において特定の先行疾患を同定できるわけではないが,特に症状が緩徐に悪化している場合は,診断を再評価することが必要であり,PPPD と診
断確定するにはしばらく経過を追う必要がある。

7) PPPD は他の疾患や障害と併存することがある。他の疾患が存在していても,必ずしもPPPD の診断を除外するものではない。むしろ,臨床的判断によって,同定された疾患のうち,患者の症状を最もうまく説明できる主診断を決定すべきである。

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持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)

持続性知覚性姿勢誘発めまい(Persistent postural perceptual dizziness;PPPD)

 

これまでめまい症とされていた疾患を定義したものである。

診断基準は以下のようです。

 

PPPD は以下の基準A~Eで定義される慢性の前庭症状を呈する疾患である。診断には5つの基準全てを満たすことが必要である。
A.浮遊感,不安定感,非回転性めまいのうち一つ以上が,3カ月以上にわたってほとんど毎日存在する 1)~3) 。
1.症状は長い時間(時間単位)持続するが,症状の強さに増悪・軽減がみられることがある。
2.症状は1日中持続的に存在するとはかぎらない。
B.持続性の症状を引き起こす特異的な誘因は
ないが,以下の3つの因子で増悪する 4)~5) 。
1.立位姿勢
2.特定の方向や頭位に限らない,能動的あるいは受動的な動き
3.動いているもの,あるいは複雑な視覚パターンを見たとき
C.この疾患は,めまい,浮遊感,不安定感,あるいは急性・発作性・慢性の前庭疾患,他の神経学的または内科的疾患,心理的ストレスによる平衡障害が先行して発症する 6) 。
1.急性または発作性の病態が先行する場合は,その先行病態が消失するにつれて,症状は基準Aのパターンに定着する。しかし,症状は,初めは間欠的に生じ,持続性の経過へと固定していくことがある。
2.慢性の病態が先行する場合は,症状は緩徐に進行し,悪化することがある。
D.症状は,顕著な苦痛あるいは機能障害を引き起こしている。
E.症状は,他の疾患や障害ではうまく説明できない 7) 。

【注】
1) PPPD の主症状には以下の症状が含まれる。
・空間認知の混乱や障害に伴う非運動性の感覚(dizziness:浮遊感)・立位あるいは歩行時の不安定な感覚(un-steadiness:不安定感)・自分自身あるいは外界が揺らぐ,揺れ動く,上下に揺れる,はずむという疑似運動感覚(in-ternal or external non-spinning vertigo:内的(自分自身)あるいは外的(外界)な非回転性めまい)
2)症状は,1カ月のうち15日以上存在する。ほとんどの患者は毎日あるいはほぼ毎日,症状を自覚する。症状は,その1日の中で時間が進むにつれて増強する傾向にある。
3) 誘因なく,あるいは急な動きによって,症状の瞬間的な増悪が生じることがあるが,全ての患者に生じるわけではない。瞬間的な増悪だけではこの基準は満たさない。

4) 疾患が十分に進行すると,誘因に曝露されなくても症状が起こる。
5) 基準Bの3つの因子すべてによる増悪を経過中に認める必要があるが,それらが同等に症状を増悪させなくてもよい。患者は,前庭症状の不快な増悪を最小限にするために,これらの増悪因子を回避する場合があり,そのような回避が見られたときはこの基準を満たすと考えてよい。
a.立位姿勢とは,起立あるいは歩行のことである。
b.能動的な動作とは,患者が自ら起こした動作のことである。受動的な動作とは,患者が乗り物や他人によって動かされることである(例:車やエレベーターに乗る,人ごみに押される)。
c.視野の大部分を占める視覚刺激でも一部分への視覚刺激でも症状は誘発される。全視野への刺激(例:行き交う車,賑やかな飾り付けで埋め尽くされた部屋,大画面に表示された画像)で誘発される場合が大多数であるが,視野の一部への刺激(例:本,コンピュータ,携帯用の電子機器)であってもそれを見続ける場合は誘因となる。
6) PPPD を発症させる頻度の高い病態は,末梢性または中枢性の前庭疾患(PPPD 症例の25~30%),前庭片頭痛の発作(15~20%),顕著な浮遊感を示すパニック発作または全般性不安(それぞれ15%),脳しんとうまたはむち打ち症(10~15%),自律神経障害(7%)である。他の不整脈や薬剤の副作用などめまい,浮遊感,不安定感を引き起こしたり平衡機能に影響したりする病態は PPPD の原因とはなりにくい(合計で3%以下)。PPPD を引き起こす病態の大半は急性または発作性であり,急性症状に続発して PPPD による持続性の症状が始まったと患者は訴える。しかし,全般性不安障害,自律神経障害,末梢性または中枢性の変性疾患などが先行した場合,発症時期を明確に同定できることは少ない。全ての症例において特定の先行疾患を同定できるわけではないが,特に症状が緩徐に悪化している場合は,診断を再評価することが必要であり,PPPD と診
断確定するにはしばらく経過を追う必要がある。

7) PPPD は他の疾患や障害と併存することがある。他の疾患が存在していても,必ずしもPPPD の診断を除外するものではない。むしろ,臨床的判断によって,同定された疾患のうち,患者の症状を最もうまく説明できる主診断を決定すべきである。

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嚥下の講演会


神奈川県耳鼻咽喉科地方会

国際医療センターリハビリ科藤谷 順子先生の講演

嚥下について


短時間で効率的に嚥下指導する方法
3回くらいに分けて説明する。

1 検査の結果説明と二点くらいの指導
2 前回から今までの様子
栄養状態の変化を聞く
連携サービス(歯科、PT)
地域包括支援センター
3 状況の変化を聞く
質問に答える
次の検査の予約をする。

大事なのは初回外来の後
PDCAサイクル
プラン、実行、チェック、評価

高齢者の嚥下障害のパターン
1 一気にわるくなる
2 徐々に低下 
徐々に低下する場合にはその前に先手を打つ


顎位によって嚥下のしやすさがかわってくる
口を閉じる
仰臥位では口が開いてしまうので嚥下に不理
嚥下の筋電図
シャキア法

筋肉増強には6週間かかる
リハビリの治療は即効性(回旋嚥下など)と代償性の方法(食塊の工夫)を使い分ける


飲み込みがよくなる方法を教えてくれ
という質問が多い


患者に期待されていること
診察結果の説明
できそうな内容の指導
改善を目指してくれること
関連者との連携

新宿ごっくんぷろじぇくとにフォーマットがある

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夫婦の話し合いで捨てた方がよい思い込み

夫婦の話し合いで捨てた方がよい思い込み
2018年12月4日の読売新聞より

気持ちや思いを言わなくてもさっしてくれるはず
言いたいことは何でも言ってよい
考えや価値観は一致しているべきだ
理解することは譲歩することになる
夫(男)、妻(女)はこうあるべきだ
 

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山口の第77回日本めまい学会

 

高橋先生の講演より

メニエール病のアンケート調査よりわかったこと

1年齢とともにストレスは増加

2気分転換は減少

3行動特性は変化せず

 

反射脳

情動脳

感情脳

(Maclean 脳科学者)

 

メニエール病の行動特性

心配しやすい

イライラしやすい

 

学会合間の観光

 

 

 

 

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ぼけないために新見正則先生がしていること

ぼけないために新見先生がしていること

ともかく歩く
指先を使う
アウトプットする
ボランティアをする
社交的である
続ける趣味を持つ (高尚な趣味は継続できない)

このなかで指先を使うことが減っていると感じました
手術や外来の処置では使いますが料理でも始めようかと思いました。

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神戸 頭痛学会

神戸国際会議場にて頭痛学会

天気病で有名な佐藤純先生お話しすることができました。

天気とめまいの関係もかなりあり接点は多いと思いました。

片頭痛とめまいもだいぶ流行ってきました。
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漢方研究会


漢方研究会にて
加味逍遙散と抑肝散という薬剤は生薬が二個違うだけなのにだいぶ違う薬剤である。
平田ペインクリニックの平田道彦先生のお話はなかなか面白かったです。

この二剤の使い分けのビデオは非常医面白かったです。

一度疼痛漢方研究会にも行ってみようと思いました

今話題の神経障害性疼痛にはリリカもあまり効きませんが
大防風湯
桂枝茯苓丸
加工附子でせめるようです。

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